今回は鳴潮の初期配布キャラの一人である「熾霞(シカ)」について紹介してみようと思います。
初期配布の遠距離・焦熱(炎)属性キャラということで、某ゲームのウサギ伯爵使いを想像する人がいるかと思いますが、「熾霞(シカ)」はあくまで初期配布される星4キャラの一人というだけで、恒常星4キャラではなく、限定ガチャなどからも入手する機会のある一般的な星4キャラの一人。※Ver1.0時点の鳴潮には恒常星4の概念がない
そのため、凸の進行具合も他のキャラとほぼ同じで、育ててみると割と普通にプレイアブルなキャラだったりします。
凸ったものの…
育成に迷っている人は参考にしてみてください。
熾霞(シカ)の性能
熾霞(シカ)は焦熱属性のアタッカー。
- レアリティ:星4
- 属性:焦熱
- 武器種:拳銃
今州所属の巡尉。
※同音異義語の准尉とはまた別
中国における警察官の階級の一つだそうで、日本でいうところの「警部」に当たります。ストーリーでも読み取れますが、街のパトロールを担当する交番勤務のお巡りさん(巡査)よりもちょっと階級が高い感じの役職みたいです。
エリート巡査みたいな感じですかね。
共鳴回路「熾炎弾」を貯めて乱射ドカン!
■共鳴回路:熾炎弾ゲージ
熾霞は攻撃を行うことで共鳴回路「熾炎弾」を獲得します。イメージとしては「攻撃を行うことで、特殊攻撃用の弾丸(熾炎弾)を補充する」ような感じです。
- 基本攻撃手段(通常攻撃・重撃・空中攻撃・回避反撃)
- 共鳴スキル(単押し)
- 変奏スキル
固有スキル1を解放することで70スタックまで貯めることが可能。特に貯めやすいのが共鳴スキルで、敵がいない時でも使用すれば貯めておくことが可能です。
■共鳴スキル:ドカンカン制圧
各種攻撃によって貯めた熾炎弾ですが、共鳴スキルボタンを長押しすることで「ドカンカン制圧」という攻撃を使用することができ、熾炎弾をハッピートリガーの如く乱射します。弾1発あたりのダメージはそれほど大きくありませんが、乱射速度は非常に早く、DPSで見ると中々に高め。
■熾炎弾30発以上使用:ドカン!
更に、熾炎弾を30発以上連続でぶっぱなした後に通常攻撃を行うと「ドカン!」という強力な一撃が放たれます。※私のLv70になったばかりで、音骸やスキル強化がまだ全然終わっていない熾霞でも万ダメを超えることもしばしば。
熾炎弾を補充し、乱射して、ドカン!
熾霞おすすめ音骸
音骸は焦熱ダメージアップのハーモニーを持つ「山を轟かせる崩火:5セット」のほぼ一択。
- 2セット:焦熱ダメージアップ%
- 5セット:共鳴スキル使用後、焦熱ダメージアップ%(秒)
厳選する場合は以下がオススメ。
- 音骸スキル:燎原の炎騎
- COST4:クリティカル
- COST3:焦熱ダメージアップ
- COST1:攻撃力
ハーモニー5セット効果の発動条件は「共鳴スキルの使用」なので、共鳴スキルがメイン火力トリガーである熾霞との相性は抜群。
共鳴解放入りの高火力コンボ
バフを重ねて強力な共鳴解放を放つコンボも魅力。
- 他キャラによるバフ(終奏スキルバフや音骸スキルバフ)
- 音骸スキル-燎原の炎騎(焦熱バフ)
- 共鳴スキル-長押し(ハーモニー5セットバフ&固有スキル2による攻撃力バフ)
- 共鳴解放
①:ヒーラーに装備させた音骸スキル「鳴鐘の亀」、ダメージブースト系の終奏スキルを使用し、熾霞にバフをかける。※例えば、ヴェリーナによる音骸スキル、吟霖や鑑心の終奏スキルによる共鳴解放ダメージブースト。
②:余裕があれば「熾霞の音骸スキル(理想は「燎原の炎騎」)」を使用することで自身に焦熱ダメージバフをかける。
③:「共有スキル長押し:ドカンカン制圧」を使用し、「ハーモニー:山を轟かせる崩火5セット」による焦熱ダメージバフ、「固有スキル2(辛さ増し増し)」による攻撃力バフ最大30%をかける。
④:バフもりもり状態で大技「共鳴解放:燃える烈火」をぶち込む。
共鳴解放はスキルLv4を超えた時点で総ダメージが1000%超えているので、バフが綺麗にかかった状態で使用すると高ダメージが期待できます。
熾霞の強み:おすすめ理由5選
1:探索に強い
ハーモニー5セット効果が非常に強力なため、特にアタッカー系キャラは「対応した属性5セット」の音骸を装備するのが最適な状態です。※Ver1.0時点では音骸の選択肢はそれほど多くない
ある程度ゲームが進むと、音骸スキルにはCOST4のボス級(怒涛級/津波級)が装備されることになりますが、焦熱属性には「燎原の炎騎」というボスが用意されています。
こちらが非常に便利で、長押しして使用することで「移動スキル」として使うことが可能です。焦熱属性というだけで現時点だと探索に有利な状態です。
特に拳銃キャラは探索途中で遭遇する射的系のミッションもそのまま消化することができるので更に便利。
2:回避反撃がトップクラスの性能
敵の攻撃を躱した後、通常攻撃を行うことで「回避反撃」という攻撃モーションが発生します。
熾霞の回避反撃には以下の特徴があります。
- ダメージ倍率が非常に高い
- ホーミング性能が高く、遠距離でも当てやすい
おそらく狙って設計されているものと思われますが、熾霞の回避反撃はLv1時点で「171.00%」と高く、Ver1.0時点では星5キャラも含め、全キャラ中トップ。※参考比較:熾霞と同じ星4焦熱拳銃キャラのモルトフィーは「Lv1:98.07%」です
キャラによっては、回避反撃のリーチが短かったりもしますが、熾霞の回避反撃はホーミング性能も高く、空を飛んでいる敵にもヒットします。
回避することによるメリットが大きいキャラなので、アクションゲーム好きにはオススメしたい。
3:終奏スキルがシンプル・使いやすい
協奏エネルギーが最大まで貯まったキャラを変更すると「終奏スキル」が発動しますが、味方に何かしらのバフを付与する終奏スキルが多い中、熾霞の終奏スキルはシンプルで、「高火力の範囲攻撃」を放ちます。
Ver1.0時点で、シンプル火力系の終奏スキルを持つ星4キャラは「熾霞」のみ。それ以外だと、星5の「アンコ」「凌陽」「カカロ」の3キャラになります。
当然ながら、バフ系の終奏スキルのほうが良いケースもありますが、シンプル火力系の良い点は、終奏スキルが腐りにくく、チーム編成が考えやすい点です。
- 終奏スキルでは、少なくともダメージが発生するので腐らない
- 熾霞の役割がアタッカーとして明確なのでチームが考えやすい
実際に使ってみると感じますが、シンプルにダメージが発生する終奏スキルは視認可能なため、かなり使いやすいです。※アンコや凌陽、カカロをアタッカーとして採用している方も似たような感想をお持ちなのではないでしょうか。
4:多段ヒットからしか得られない栄養素
鳴潮というゲームですが、思いのほか、アクション性が高いゲームになっています。私はPCでプレイしていますが、スマホでプレイしている人は大変かもしれませんねw
そんなアクションゲームにおいて、操作感/使用感というは意外と大事だと思ってまして、熾霞に関しては「回避反撃を狙うスタイリッシュな点」「多段ヒットによる一掃する気持ち良さ」などが、個人的にはかなり気に入ってます。
記事執筆時点では、私は吟霖と合わせて遊んでいますが、吟霖の「罰のマーク」と熾霞の「共鳴スキル長押し:ドカンカン制圧」が意外と相性良くて、使っていて気持ちいいです。※罰のマークによる追撃がほぼ毎秒確定で発生する
5:不人気・逆張りキャラ好きにはうってつけ
使ってみると爽快感も火力もあって楽しいんですが、たぶんですが人気低めです。
多くの方が育成せずしてお蔵入りさせる筆頭キャラ。そのため、逆張り的に不人気キャラを使いたい性格の人にはうってつけです。
人気がたぶん出ないであろう理由をいくつか挙げると次のようなものが考えられます。
- 初期配布キャラだからなんだか弱そう
- まとめ企業wikiだと使わずして評価低め
- メイン火力である共鳴スキル長押し(ドカンカン制圧)が初見だと分からない
- 星5焦熱アタッカーのアンコを入手すると使われない
鳴潮では、最初に星5恒常キャラを入手する機会がありますが、最低でも20%の人はランダムでアンコを引くことになります。可愛さなどもあり、選択チケでアンコを選んだ人もいることでしょう。
普通は星4と星5で、同じ属性のアタッカーを入手したとしたら星5を使用するでしょうから、そういった理由もあり、熾霞を育てる人は少ない…と予想します。
ある意味で不遇のキャラなんですが、そういったキャラほど使いたい変わり者は、一度お試しあれ。
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